【人生は冒険だ!〜コロナ禍の一時帰国編〜】
短い期間ですが、ビザ更新のために一時帰国しました。実質動けるのはたったの1週間…orz
今回は、サンフランシスコ国際空港→日本入国の流れについてをまとめました。
事前準備、入国時の検疫検査の流れの実際について記憶がフレッシュなうちに書き留めておきます。
◼︎出国前72時間前の検疫検査
夫は職場で受けられるのですが、
私と息子は別のところで受けなければなりませんでした。
息子は1歳10ヶ月。
2歳以上が検査対象なので、
アメリカに戻ってくるときは検査は不要です。
しかし、
アメリカ→日本帰国の際の入国時の検査は
入国する全ての人(乳児も)が検査対象になるので必然的に受けることになります。
出国前72時間以内に検査しなくても
日本に入国はできますが、
監視が強化されて生活がより制限されるので
これは受けに行かなければとなりました。
※外務省が指定する検査のみが有効で、
さらに指定されたフォーマットの陰性証明書(英語版、日本語併記版あり)が必要です。
日本ではおそらく検査を受ける場所と陰性証明書の発行が同じ場所ですが、
アメリカは陰性証明書の発行が別のところでも良く、私たちは最初検査と陰性証明書発行を別々のところでお願いする予定でした。
◼︎検査を受けに行く
サンフランシスコでは色々な場所で無料の検疫検査を実施しているようでしたが、3歳以上と表記しているところが多く、
2歳未満も受け付けているという、
オークランド(市内から車で30分)の無料検査場所に受けに行きました。
学校の敷地内で、ワゴンが1台。
ウォークインで受けるシステム。
検査も色々な種類があるけれど、
その種類が日本が指定しているものなのかどうかは、直接行ってみないとわからずでした。
受けた検査方法は口腔粘膜を拭う
oral swab。
スタッフの人の指導を受けながら自分で採取する方法でした。
外務省か指定する検査は、
鼻咽頭ぬぐい液か唾液検査なので、
これ違うんじゃない…⁈😱💦
と焦り出しました。
日本の指定する検査は以下の通り。
□鼻咽頭ぬぐい液
Nasopharyngeal Swab
nucleic acid amplification test(real time RT-PCR))
または
□唾液 Saliva
nucleic acid amplification test (LAMP)
か
抗原定量検査
quantitative antigen test (CLEIA))
まずいぞと思った私たちは、
My doctor medical groupというサイトから申し込みました。↓
https://mydoctorsf.com/covid-19-testing/
すごく高かったのですが、
着実にタイムリミットが迫っているので、(検査を受けるのみならず、結果を受け取ってさらに陰性証明書が手元にないといけないので、時間的余裕が必要)
お金を惜しんでいる場合ではないと決断😱
予約して48時間以内に検査を受けました。
◼︎検査を受ける
鼻咽頭ぬぐい液。
スタッフの人がしっかり採取してくれ、指定フォーマットの陰性証明書も$35でお願いできました。
証明書合わせて1人$400(約4万円)かかりました。
3人なので$1200…(約12万円)
(夫も職場でセルフで受けて、後に有効検体が足りず測定不能という結果だったので申し込んでおいて良かったです)
保険か効くかわからないけと申請中です😭
痛い…痛すぎる出費。。。
◼︎検査は陰性、無事に陰性証明書を発行
翌日(出発の24時間前)には結果が出て、
陰性証明書のPDFをEメールで送ってもらい、印刷。
24時間前には手元に書類が準備でき
胸を撫で下ろしました。焦った…
◼︎サンフランシスコ空港の様子
サンフランシスコ国際空港まで車で30分くらいかかるのでUberを手配。($50+chip(先払い))
空港はガラ空きですぐにチェックイン
手荷物検査もあっという間に終わり、正味20分かかってないかもと思うほどスムーズに中に入れました。
◼︎チェックインをしてから出国前にすること
チェックイン時に渡される紙の案内に従って、成田到着後の検査で必要になる個人情報の登録をし、QRコードを発行し保存しておきました。
1人ずつの登録が必要ですが、1つの端末で家族全員分の登録ができました。
◼︎サンフランシスコ国際空港内のお店
免税店やBOUDIN、カフェ、お土産屋さんなど何店舗かオープンしていました。
クラムチャウダーを食べ納めました🤣
(すぐに戻ってくるけどw)
◼︎子どもの体力を消費させる
渡米時はまだつかまり立ちだったので、
歩けるようになった息子は
動く歩道に興味津々。
30mシャトルランのごとく、
10往復くらいシャトルウォークに付き合わされました。
こっちがヘトヘト。
往復をしている途中でCAさんに「高橋さんですか?」と話しかけられました。
『え?!知り合い?!』と思いましたが、
搭乗者に、子ども連れは私たちしかいなかったので声をかけてくれたようです。
CAさんたちは女神の様で、
「うちも男の子いるから何でも聞いてくださいね」とたくさんの方が声をかけてくださり、心強いのなんのって。
◼︎いざ搭乗
乗客は20名程度。
あっという間に乗り終えたので、
12:25発予定→12:05と20分早まりました。
4列シートを広々使わせていただきました。
息子は動く歩道のシャトルウォークを経て疲れた様で離陸時は寝ていてくれ計画通り✌️
CAさんは通路を行き来するたびに気にかけてくれ、息子はニコニコ。
これでもか〜と沢山おやつをもらい、搭乗前よりも体重がぐんと重くなった気がしました…
↑一丁前に機内時間を楽しむ息子
◼︎健康カードの記入(家族分)
入国前に提出するもので、コロナ感染者と接触があったか、14日以内に滞在していた国はどこかなどを問う用紙で、特に名前を書く必要はありませんでした。
◼︎到着から検査場所まで
16:45着予定→16:05と40分早く成田空港に到着しました。
16:05-16:20(約15分)
検疫検査の場所まで他の飛行機のお客さんと重ならない様に順番に案内している関係で、機内で10分くらい待機しました。
16:20-16:30(約10分)
バスで検査場所まで移動
◼︎入国時の検査の流れ
16:30-16:50(約20分)
①スペースの空いた椅子で待機
→動きたい盛りの息子はじっとしていられず対応苦戦💦腕の間からスルスル抜けてかけ出します😱
16:50
②検査受付
陰性証明書(要印刷)、健康カード(機内で渡されます)、パスポートの確認
陰性証明書は目視で「はい。🆗でーす」と確認後さらっと返却されました。
$1200…一瞬でお役目終了でした…orz
あっけに取られ、空いた口が塞がりませんでした笑
やべやべ、次唾液検査なのに口が乾燥する!
と慌てて空いた口を閉じたのでした💦
16:55
③検体採取
大人は唾液検査で1ml程度(漏斗と線が書かれたスピッツを渡される)必要です。
ひと家族1ブースに案内され、梅干しやレモンの絵を見ながら唾液を出すことに集中しました。
夫は堀北真希を🤤
私は沢村一樹を考えながら採取しました🤤
夫は一瞬すぎて笑いました🤣🤣🤣🤤
2歳未満も全員検査対象なのですが、
唾液の採取が困難な場合は、違うブースで看護師さんに、綿棒で鼻腔ぬぐい液を採取してもらいました。
17:10
④パスポート、健康カード(機内配布されます)、QRコード(出発前に発行していたもの)を提示、誓約書の記載(家族で1枚)
14日間の健康状態の確認についての説明書を渡されました。
誓約書の内容はこちら。
https://www.mhlw.go.jp/content/000732521.pdf
17:15
⑤結果番号の発行
番号か貼られた席に座って結果待ちをします。
⑥検査の結果待ち(約40分)
サンフランシスコ時間では22時過ぎ。
息子は眠さと、
機内の至れり尽くせりのCA極上サービスからの差がありすぎて、ご乱心になりはじめます。
ママと1歳半頃のお子さん連れで入国した方は空港内でファミリーサポートを利用されていて子どもをあやしてもらっていました👍
素晴らしい選択👍
動けるようになった子を1人で見ながら待機するのはかなり大変な環境だと思いました。
17:55
⑦結果が出る
モニターに番号が表示されて移動するシステム
(子どもの結果は、検査の種類が違うからか5分くらい結果が出るのが遅かったです)
18:00
⑧入国審査 外はもう真っ暗
18:05
⑨入国審査終了
荷物ピックアップ📦
家族ごとに荷物を並べておいてくれてました。
18:10
⑩ようやく出口へ
飛行機到着から出口まで2時間かかりました。
結構早い方なのかな。
◼︎空港内の食事場所
コロナで開店しているお店が数少ない上に、18時を過ぎたら、ほとんどのお店は閉まっていて
おぼんdeごはんが食べたかったです…
マックを久しぶりに食べました。
セットで、甘い飲み物以外があることに感動しました。爽健美茶うま。笑
◼︎空港からの移動手段
公共交通機関は使えないため、
自家用車かレンタカーかハイヤーのいずれかになります。
ヘトヘトで帰ってきて自分で運転するのは怖すぎたので、ハイヤーを予約しました。
19:30
予約していたハイヤーに乗車
3組相乗りでした。
21:00過ぎ
ようやく自宅へ。
◼︎総所要時間
アメリカの自宅を出てから日本の宿泊先まで、19時間かかりました。
検査がなければ、前後の移動時間を合わせても15時間くらいで着けるはずが。。。
きっとトランジットしている方々や
成田空港から関東圏外の自宅に行かれる方はもっと大変だろうなと思います。
とにかく疲れたのですが、
機内でのCAさんの極上サービスや
空港の方々の「お疲れ様でした」という労いの言葉が、とても沁みました。
↑手当たり次第、ボタンを押すのが流行りの息子