【薬膳&野菜の豆知識✨冬の養生と今日欲していた食材編】
今日は初カテゴリーに挑戦!
薬膳&野菜の豆知識です☺️
冬の養生と今日欲していた食材についてお話ししていきます。
■サンフランシスコの冬
今の季節は日本と同じく冬です。
冬といっても日中は20℃前後、夜は10℃前後くらいあります。
雨の日も増え、夏や秋に比べれば湿度は少し高くなったように感じます。と言っても、かなり乾燥しています。
雨上がりの澄んだ空気がかなり綺麗で、木々の香りも合わさってとても癒し効果があり、外に出ると深呼吸したくなります。
日中暖かくても朝晩は冷えるので、足が冷たくなっていることがよくあります💦
小豆を買ってきて、あんこを作ろうと思っていたのに、足が冷え冷えだったので予定を変更し、小豆カイロを作りました。
小豆カイロにするなら、わざわざオーガニックの小豆じゃなくてよかったなぁ…💦😅
■冬の養生と摂りたい食材
冬は身体を温め、生命力を補う食材を積極的に摂りたいところです。
冬に摂りたい食材は、
①滋養強壮を高めるもの
【高麗人参・もち米・山芋・えび・牛肉・羊肉・卵黄】
②血行を良くするための辛みやスパイスが効いたもの
【とうがらし・シナモン・生姜・にら・ねぎ・にんにく・胡椒・山椒】
③生殖機能や発育・ホルモンバランスを整えてくれる黒い食材
【黒きくらげ・黒ごま・黒米・黒豆・海藻類・しいたけ・黒砂糖】
といわれています。
■私の薬膳の取り入れ方
育休中に薬膳アドバイザーを取得したのですが、薬膳を日常に取り入れるにあたり、
自然と身体が欲しているものが、今の体調に合っているものという捉え方でゆる〜く献立を考えています。
古代中国では、王室の食事管理をする医者(食医)が最高医と言われていたほど、
病気にならない食事、また初期症状で食い止める食事管理が重要視されていたそうな。
ということは、家庭内でいうと、食事管理をする人がホームドクターですね✨🤩
家庭内でホームドクターの役割を担っていると思うと、ちょっと頑張れそうな気がしてきます✨🤩
薬膳というと高麗人参や八角、紅花、クコの実、松の実、花椒など、中華料理に使われるような、普段の食卓ではあまり使わない食材を使ったり、薬っぽい味のイメージがあるかもしれませんが、
身近な食材にも薬膳の効能があるので、特別なものを買ってこなくても作ることができます。
私は風邪っぽいときや、すごく身体が疲れているとき、身体が冷え切っているときなどには生薬の力も借りますが、普段は身近な野菜や食材しか使っていません♪
気をつけていることと言えば、できるだけ平か温のもの(寒・涼・平・温・辛という五性という分類があります)を取るようにしています。
■今日欲していたもの
今日食べたいな~と思ったのは「牡蠣」と「ホタテ」です♡
「牡蠣」は血を補い、精神を安定するとされ、ストレス対策や慢性疲労に効くとされています。
「ホタテ」は体液を補い、腎の働きを高めたり、消化吸収を助けてくれたりするとされています。
なぜこれを食べたいと思ったか。。。
そう、お正月休みは今日まで。
お休みの間、夫と分散していた家事・育児の負担が自分にかかると思うと、なんだか気持ちがちょっと憂鬱に…
そろそろエンジンをかけたいけれど、ちょっと身体が休みすぎてエネルギー不足。
私の身体は、滋養強壮を高め、精神的にも安定するような食材を欲していたのでしょう。
■Sun Fat Seafood Coへ買い出し
お友達に教わった、安くて美味しいというサンフランシスコ市内の鮮魚専門店に行ってきました。
海老6尾(1lb$5.99)、牡蠣6個(1個$1.15)、ホタテ0.6lb(1lb$10)と、他のスーパーよりも断然安い!!
ちょっと治安の悪い通りでしたが、何事もなく帰って来られました。ほっ。
■食べ方
牡蠣はオニオンとガーリックのみじん切り、バターとパン粉をのせてオーブン焼きに。
ホタテはグラタンにしました。
クリスマスイブにも作ったものをエビ→ホタテに変えてリピート。このレシピはひたすら煮続け、少量の生クリームとレモンでとろみをつけるのですが、めちゃくちゃ美味しいのです😭✨
心も体も満たされましたーーーー!!!!♡
明日を前向きに迎える勇気が出てきました😍笑
食後に台湾カステラを作る余裕さえ生まれました🤣
■タマネギの豆知識
最後に、野菜の豆知識も。
これまた育休中に文京区の野菜大使になりまして、活動の一環として、野菜の知識を少しずつ広めていけたら嬉しいです✨
玉ねぎの辛み成分の「硫化アリル」は空気に触れると、コレステロールを下げ、血液をサラサラにする「アリシン」に変化します。
辛みを抜くために水でさらす方法が王道とされていますが、水溶性ビタミンもアリシンも損われてしまうので、
玉ねぎは細かくみじん切りやすりおろしにして、10分置いておくのがgoodです。
あと、茶色の皮に含まれている「ケルセチン」は抗酸化作用が強く、血管を丈夫に保護してくれます。
干し方は、茶色の皮を剥いて、丸の形のままベランダや窓際に干して、下にアルミホイルを敷いたりしておくと、光の照射率があがり、2-3日で2-3倍、1週間でケルセチンが5倍にもなるんだとか。
皮を煮だしてスープやお茶として摂ったりするとよいですね。
今までみじん切りやすりおろしは取り入れていましたが、煮出しまではしていなかったです💦
玉ねぎが大好きなので、1週間干し続けられるかがわかりませんが、今度やってみたいと思います♪☺️